匠の技にGG賞投手もお手上げ…「これは群馬のイチロー」 好調オリ12年目をファン絶賛
定位置確保へ“狂い咲き”の打率.583、守備では自慢の強肩も披露
オリックスの後藤駿太外野手が見せた、相手の一瞬の隙をつくセーフティバントにファンが驚きだ。「これは群馬のイチロー」「上州のイチロー 待望の登場」と、チームの大先輩になぞらえたコメントが集まっている。
13日に行われた中日とのオープン戦の5回、1死から打席に入った後藤は初球をセーフティバント。打球は三塁線に転がり、投手の柳が拾ったものの投げられずに内野安打となった。昨季ゴールデングラブ賞に輝いた右腕もお手上げの場面を「パーソル パ・リーグTV」が公式ツイッターに「6打席連続出塁! オープン戦猛アピール中のオリックス・後藤選手がセーフティバントを決める!」とコメントを添えて公開した。
後藤はこの日も2安打し、オープン戦成績は実に12打数7安打の打率.583。昨季は公式戦で2安打しか出来なかった男の大変身だ。ファンからも「課題の打撃が安定すればずっと出られるよ」「何があったんやってくらい好調すぎて笑う」「継続して頑張れ駿太」と激励のコメントが続いた。2011年の入団当時は、高卒ルーキーで開幕スタメンを張って話題にもなった。プロ12年目、ついに開眼となるのだろうか。