清宮の曲芸打ちは「往年の稲葉を彷彿させる」 二塁激走は減量効果「走塁も良い」
清宮幸太郎が左腕・砂田から両腕をたたんで右翼へ技あり二塁打
■日本ハム 4ー1 DeNA(オープン戦・20日・札幌ドーム)
日本ハムの清宮幸太郎内野手は20日、DeNAとのオープン戦(札幌ドーム)に5回から代打で途中出場し、7回の第2打席で右翼への二塁打を放った。内角の難しい球を打ち返した一打に「パーソル パ・リーグTV」公式YouTubeも注目。稲葉篤紀GMの現役時代を彷彿させる打撃との声が上がっている。
7回無死一塁。左腕・砂田の内角スライダーに両腕をたたんで反応。器用に振り切って右前へ打ち返した。ボールが転々とする間に一気に二塁へ進む。悩める未完の大器の一打に、パ・リーグTVは「【迷い振りきれ】清宮幸太郎『途中出場でも“技あり二塁打”』で安堵の笑顔」と動画を紹介した。
試合前までオープン戦12試合で打率.167、8三振。新庄ビッグボス、稲葉GMが直接指導していた。ファンからは「稲葉みたいな打ち方でライト前ヒットにしたのは凄いし、痩せたから走塁も良くなって二塁打になったのも良き」「積極的な走塁もいい心掛けだと思う」「稲葉GMを彷彿とさせる内側の捌き。フォロースルー→走り出しもそっくり」「往年の稲葉を彷彿させるバッティング」などとコメント。きっかけの一打にしたいところだ。