加藤豪将、初安打の瞬間に「幸せを感じた」 ベンチで同僚たちが喜ぶ姿見て万感

メジャー初安打を放ち同僚のスプリンガーに祝福されるブルージェイズ・加藤豪将【写真:AP】
メジャー初安打を放ち同僚のスプリンガーに祝福されるブルージェイズ・加藤豪将【写真:AP】

初快音自体には「個人的な業績をそこまで気にしない」

■Rソックス 7ー1 ブルージェイズ(日本時間28日・トロント)

 ブルージェイズの加藤豪将内野手が27日(日本時間28日)、米挑戦10年目で待望の瞬間を迎えた。本拠地でのレッドソックス戦に「8番・二塁」で、2試合連続のスタメン出場。4回の第2打席にメジャー初安打となる二塁打を放ち、塁上で満面の笑み。試合後には「僕は個人的な業績をそこまで気にしない」とコメント。米メディア「スポーツ・イラストレイテッド」が伝えた。

 4回2死で迎えた第2打席で、2球目のカットボールをとらえると、打球は左中間を真っ二つ。悠々と二塁に滑り込むと、ベンチに向い両手を上げて喜んだ。メジャー7試合目で生まれた快音。続く7回の打席で代打を出されて交代。2打数1安打で、打率.200となった。

 節目の一打に大きな感慨はないようだが、チームメートはベンチから祝福。「二塁に達して、ダグアウトを見たとき、他の人が幸せそうなのを見て、僕も幸せを感じた。彼らは、僕のためにすごく喜んでくれて、それを見たときに、僕もすごく嬉しくなった」と話した。

 同僚たちが自分のことのように喜ぶのは、加藤の人柄あってこそ。昨季本塁打王のゲレーロJr.は記念ボールをスタンドに投げ込むふりをしておどけ、ダグアウトでハグを交わして祝福していた。

(Full-Count編集部)

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