直撃したのに三振「恥ずかしく、美しい」 我慢できない“魔球”に「やっちゃった」
ロイヤルズ・バーロウが投じた“魔球”に「ピッチング・ニンジャ」も注目
打者にとっては痛く、そしてちょっぴり恥ずかしい“魔球”が注目を呼んでいる。ロイヤルズのスコット・バーロウ投手が8日(日本時間9日)のオリオールズ戦で投じた一球は、打者の足に直撃しながらも空振りを奪うという“離れ業”を披露。ファンからは「恥ずかしく、美しい」「やっちゃったね」と打者への同情の声が上がっている。
ダブルヘッダーの第1戦で、2点リードの9回に登板。1死を奪い、左打席にアンソニー・サンタンダーを迎えた時だった。カウント1-2から投じた4球目のスライダーは、足元に向かって急激な弧を描く。我慢できなかったバットが空を切った直後、サンタンダーの左足にボールが当たった。
三振と合わせて“ダブルで痛い”シーンを「ピッチング・ニンジャ」の愛称で知られる投球分析家ロブ・フリードマン氏が「85マイル(約137キロ)のエグいスライダー 怪我も屈辱に加えられた」と紹介。ファンは「アウチ!」「もう少しで股間抜き」などとコメントを並べていた。バーロウは1回を無失点に抑え、2セーブ目を挙げた。