鈴木誠也、代打で中前打 指揮官「右足首にまだ痛みがあり、無理させたくなかった」
前日10日の試合で6回の守備から途中交代していた
■パドレス 5ー4 カブス(日本時間11日・サンディエゴ)
カブスの鈴木誠也外野手が10日(日本時間11日)、敵地でのパドレス戦で代打出場し、2試合連続安打となる中前打を放った。前日9日(同10日)の試合で、一塁ベースを強く踏んだ際に右足首を痛めて6回の守備から途中交代していた鈴木はこの日、2点を追う9回2死走者なしから代打起用され、相手の抑え左腕ロジャースの速球を捉えた。
鈴木は当初「2番・DH」で出場する予定だったが、試合開始約1時間前に急遽先発を外れた。ロス監督は試合後の会見で「(試合前には)右足首にまだ痛みがあり、無理はさせたくなかった。打撃だけであれば大丈夫と判断し、明日の出場の可否の意味合いもあり起用した」とベンチスタートからの代打起用の理由を説明した。
鈴木はこの日の練習前に、腿上げやストレッチなどの軽い動きで約17分間のメニューをこなした。途中からはスパイクに履き替えて、前後左右の動きを加えるなど状態を確認し、打撃練習に臨んでいた。
(木崎英夫 / Hideo Kizaki)