大谷翔平、大手術を乗り越えての100号に感慨「ここまで来られて良かった」 一問一答
指揮官からのMCハマーの偽物サイン入りボールも「大事にします。いい記念に」
■エンゼルス 9ー1 アスレチックス(日本時間15日・オークランド)
エンゼルスの大谷翔平投手は14日(日本時間15日)、メジャー通算100号本塁打に到達した。敵地で行われたアスレチックスとのダブルヘッダー第2試合に「3番・指名打者」で先発出場し、5回の第3打席で5試合ぶりの7号2ラン。メジャー5年目、通算459試合目(投手のみでの出場を含む)の到達は日本人最速だ。
日本選手では松井秀喜(175本)、イチロー(117本)に続き3人目の大台到達となった。通算714発のベーブ・ルースは通算529試合で到達しており、70試合速い。また、投手では通算268奪三振を記録。米スポーツ局ESPNスタッツ&インフォによると、100本塁打&250奪三振を達成したのはベーブ・ルース以来、史上2人目の快挙だ。
メジャー1年目の2018年オフに右肘のトミー・ジョン手術を受け、19年には左膝を手術。試合後は時折笑顔を交えながら振り返った。
――通算100号を打った感想は。
「大きい数字だと思うので励みにしたい。まだシーズン初めなので、もっともっと打てるように頑張りたいと思います」
――100本塁打&250奪三振はベーブ・ルース以来史上2人目だ。
「手術とかありましたけど、ここまで数多く出られて、ここまで来られて良かったですし、今シーズンはフルで出られるように体調管理をしながら、もっともっといい数字を求められるように頑張りたいと思います」
――マドン監督からプレゼントされたオークランド出身のMCハマーのサイン入りボールをどう思ったか。
「偽物らしいので。まぁ大事にはしたいなと思います。いい記念に」
――100号の実際のボールはどうするか。
「ケースに入れてもらったので。どこにいくか分からないですけど、なくさないようにしたいなと思います」
――好調時のスイングにどれぐらい近づいているか。
「コーチとも話しながら色々と修正できるところを。今日も話しました。徐々に良くなっていると思うので。ただ、少しゾーンが広がっているかなという感覚があるので。もう少し自分がいいスイングができる球を我慢できればなと思います」