大谷翔平の4勝目消した“天敵” 5打数5安打の無双26歳が「弁慶の泣き所になっている」
レンジャーズ指揮官「カーブでさえ、手首を返さないようにしていた」
■レンジャーズ 6ー5 エンゼルス(日本時間19日・アーリントン)
エンゼルスの大谷翔平投手が18日(日本時間19日)、敵地で行われたレンジャーズ戦に先発。6回を6安打7奪三振2四球2失点で勝敗はつかなかった。苦しめられたのが、前回対戦時に満塁弾を浴びるなど2打数2安打5打点と打ち込まれたジョナ・ハイム捕手。この日も3打数3安打2打点と打たれまくり、MLB公式サイトは「オオタニの弁慶の泣き所になっている」と伝えている。
大谷に文字通り“天敵”が現われた。メジャー3年目の26歳、ハイムだ。2回に86マイル(約138.4キロ)のスライダーをセンター前に運ばれ、2点リードの4回1死一、二塁では100マイル(約160.9キロ)を捉えられ左前適時打を浴びた。さらに6回1死三塁では、フルカウントから82.1マイル(約132.1キロ)のカーブを左翼線適時二塁打。今季の対戦成績は5打数5安打1本塁打7打点だ。
MLB公式は「オオタニは昨年のア・リーグMVPで、世代を代表する選手であり国際的なスーパースターだ。しかし、レンジャーズ戦ではジョナ・ハイムがゆっくりと、しかし確実にオオタニの弁慶の泣き所になっている」と伝える。
一躍、“大谷キラー”として名を上げたハイムに対してレンジャーズのクリス・ウッドワード監督も賛辞を惜しまない。「非常に良いプランを持ち、それを実行した。ボールを引き付けて、引っ張るのではなく左中間を狙う。カーブに対しても手首を返さないようにしていた」と評価。さらに「ずっと素晴らしい活躍をしてくれている。毎日毎球毎打席、一貫している。彼のクオリティは私たちのベストであるかもしれない」と語った。
今季成績は23試合出場で打率.300(70打数21安打)、4本塁打、14打点。大谷撃ちがさらなる飛躍の契機となるか。今後の活躍、そして大谷との対戦が俄然注目されることになった。
(Full-Count編集部)