大谷翔平が逆を突かれた一塁牽制は「ボークじゃないの?」 ファンから上がる疑問の声
大谷は左腕コルテスの一塁牽制に逆を突かれ、アウトになった
■ヤンキース 6ー1 エンゼルス(日本時間3日・ニューヨーク・Wヘッダー第1試合)
エンゼルスの大谷翔平投手は2日(日本時間3日)、敵地で行われたヤンキースとのダブルヘッダー第1試合に「2番・投手兼DH」で投打同時出場。投球では3回0/3を8安打4失点で4敗目(3勝)。打撃では第3打席で3試合連続安打となる中前打を放ったが、直後に一塁牽制死となった。左腕ネスター・コルテスの牽制に逆を突かれた形になったが、「ボークじゃないの?」「確実にボーク」と疑問の声を上げるファンもいた。
大谷は4点を追う5回1死、コルテスが投じた92.6マイル(約149キロ)の高めフォーシームを中前へ打ち返した。しかしその直後、コルテスの牽制に引っかりアウトに。ニューヨーク放送局「SNY」のヤンキース専門アカウント「ヤンキース・ビデオズ」のツイッターによると、コルテスは「ピッチコム(サイン交換用電子機器)で『牽制』のサインが来たときは、初球から盗塁を狙うなんてありえないと思った。でも一塁の方を見ていつものように脚をあげたら、彼は捕手の方を見ていたのか、アウトにすることができた」と振り返っている。
ヤンキース専門ポッドキャスト番組「トーキン・ヤンクス」は公式ツイッターに「ネスターがオオタニを牽制で刺し、少し得意げな笑みを浮かべる」として動画を投稿。リプライには「今季最もいかした牽制」「なんて素晴らしい」「美しい」とコルテスを称える声の他、「クールなボーク」「なんでこれがボークじゃないの?」「足の踏み出し位置微妙だけどなぁ~」とボークではないかと訝る声も寄せられた。