ダルビッシュ、6回途中までノーノーの快投も“無心”「そんなにうまいこといかない」
スローカーブを多用、スプリットを効果的に配して7回無失点
■パドレス 7ー0 メッツ(日本時間8日・サンディエゴ)
パドレスのダルビッシュ有投手は7日(日本時間8日)、本拠地で行われたメッツ戦に先発し、7回2安打6奪三振無失点の好投で今季5勝目(3敗)を挙げた。ナ・リーグ東地区首位を走るメッツ相手に6回2死まで無安打に封じる圧巻投球。右腕は「ゲームプラン、配球は今季一番」と口にした。
右腕は6回2死からカナに左前打を許すまで無安打投球。1、2回で計3つの死球を与えたが「荒れていたわけではなかった」と振り返る。6回2死まで無安打投球にも「このラインナップ。そんなにうまいこといかない」とノーノーへの意識はなかったという。
投球の際の軸足(右足)の位置をプレートの真ん中から三塁側に戻した。中学時代から三塁側を踏んでいたが、2019年に真ん中に変えていたという。
強敵相手に入念にゲームプランも練った。いつもよりスローカーブを多めに使い、相手打者に的を絞らせなかった。「ゲームプラン、配球に関しては今季一番」。万全の準備が好投に繋がったようだ。
(Full-Count編集部)