巨人、球団最多1シーズン7人初勝利の是非 専門家が指摘する“期待”と“不安”

巨人・直江大輔【写真:荒川祐史】
巨人・直江大輔【写真:荒川祐史】

直江は6回無失点でプロ初勝利、新井氏も絶賛「打者が面食らったフォーク」

■巨人 4ー1 広島(13日・東京ドーム)

 巨人は13日、東京ドームで行われた広島戦に4-1で勝利。直江大輔投手が6回3安打無失点の好投でプロ初勝利を手にした。これで、今季はチーム7人目の初勝利となりプロ野球最多タイ記録となった。オリックス、ソフトバンク、広島で打撃コーチなどを歴任した野球評論家の新井宏昌氏は「来年以降、新陳代謝が生まれる可能性もある」と、世代交代に期待を込めた。

 プロ4年目の右腕が強気の投球で白星を掴んだ。140キロ後半の直球とフォーク、スライダーを武器に広島打線を圧倒。2点リードの4回1死一、三塁の場面でも西川をフォークで空振り三振、続く坂倉もスライダーで二ゴロに仕留め無失点。打線もその裏にポランコ、大城のソロで貴重な追加点を挙げ右腕を援護した。

 自身プロ最長となる6回を投げ無失点の好投を見せた右腕を「打者が面食らったような空振りをするフォークに力強い直球。4回の場面は点が取られると嫌な雰囲気になるところで、西川を打ち取ったのは見事だった」と、称賛した。

7人の初勝利「考え方によっては軸として働ける経験者がいないとも言える」

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