外野フェンスにめり込んだボール 漫画みたいな“衝撃打球”話題「見たことない!」
結局どうなるの?「審判は最初、ホームランとコールした」
ボールが金網を突き破る、壁にめり込む……。漫画の世界でよく描かれる衝撃が、現実の世界でも起こり、話題となっている。17日(日本時間18日)に行われた米マイナーリーグのブルージェイズ傘下3A-フィリーズ傘下3Aの一戦。左翼フェンスに突き刺さって落ちてこない打球が放たれ、ファンからは「こんなの見たことないよ! いったいどうやって?」「凄いパワーだ」と驚きの声が上がっている。
MLB公式サイトや米全国紙「USAトゥデイ」も取り上げた驚きの事態を引き起こしたのは、ブルージェイズ期待の22歳ガブリエル・モレノ捕手。MLB公式による球団別プロスペクトランキング堂々1位の逸材は、9回1死一塁の打席で左翼へ痛烈なライナーを放った。フェンス直撃の長打になるかと思われたが、なぜかボールは跳ね返らず。それもそのはず、フェンスにそのままめり込んでいた。
モレノは三塁まで到達していたが、「誰もどうすればいいのか知らなかった。審判は最初、ホームランとコールしたが、最終的にエンタイトルツーベースになった」とUSAトゥデイ。打球速度は111マイル(約178.6キロ)で、左翼手も唖然とめり込んだ場所を指差していた。
バッファローの公式ツイッターも「エクスキューズミー? 何だって!?!?!」と驚きを持って衝撃映像を紹介。ファンも信じられないといった様子で「これはクレイジー!」「壁に突き刺さった時の音まで聞こえた」「すごい!」などとコメントを寄せていた。