エ軍売却なら「史上最高額になる可能性」 魅力は大谷翔平…3420億円との試算も
エンゼルスは「一流のスポーツ市場でしっかりとしたブランド価値を維持」
エンゼルスが23日(日本時間24日)に球団売却を検討していることを発表し、球界に大きな衝撃が広がっている。米メディア「スポルティコ」では、早くも売却額を試算。「MLBチームとしては史上最高額になる可能性がある」と注目している。
同メディアによると、最新の評価ではMLB全球団中8位の25億ドル(約3420億円)と試算。2年前に、スティーブ・コーエン氏が北米プロスポーツチームの売却額としては当時最高額でメッツを買収した24億ドル(約3280億円)を上回る。
最大の魅力は、やはり2大スターの存在。大谷翔平投手とマイク・トラウト外野手の名前を挙げ「エンゼルスは2015年を最後に勝ち越しシーズンがないのに、一流のスポーツ市場でしっかりとしたブランド価値を維持している」と述べている。
一方で、球団の売却話の裏には、本拠地エンゼル・スタジアムの買収失敗もあると同メディアはみる。モレノオーナーが3億2000万ドル(約438億円)で買い取ることに合意していたが、元アナハイム市長が球団側に便宜を図ったなどとして汚職事件に発展。買収は白紙に戻った。それから2か月後に今回の発表があっただけに、様々な憶測を呼んでいる。
(Full-Count編集部)