大谷翔平の技あり弾に「頭にきた」 ジャッジがキング独走50号、被弾右腕は感服

28号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】
28号2ランを放ったエンゼルス・大谷翔平【写真:ロイター】

ジャッジ「次の数打席で出塁することだけを考えていた」

■エンゼルス 4ー3 ヤンキース(日本時間30日・アナハイム)

 ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が29日(日本時間30日)、敵地・エンゼルス戦でシーズン50号本塁打を放った。「2番・中堅」で先発出場し、8回の第4打席で3試合ぶりの一発で大台に到達。ジャッジは「彼が2ランを打ったから、ちょっと頭にきた。次の数打席で出塁することだけを考えていた」と振り返った。

 ジャッジの節目の一発は2点を追う8回1死、救援テペラのカーブを打ち返した。3、5回の打席では2打席連続敬遠。大ブーイングが響いていた敵地も、この一発には一転して大熱狂だった。この一発でシーズン62発ペースに。ア・リーグ記録61本のロジャー・マリスを上回るハイペースだ。

 大谷は同点の5回2死一塁、右腕モンタスの低めのスプリットを攻略した。今季途中まで同じ地区のアスレチックスのエースだったモンタスとは通算24打数10安打の打率.417、4本塁打、11打点と相性抜群。モンタスは「本当にいい打者だよ。僕としてはうまく投げたと思った球がいくつかあった。オオタニへ投げたスプリットもいい球だった」とお手上げだった。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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