中日、福留孝介が現役引退会見 「寂しさもありますけど誰しもが必ず通る道」
日米通算2450安打、球界最年長45歳が現役に別れ
中日の福留孝介外野手が8日、今季限りで現役を引退することを発表し会見に臨んだ。球団公式YouTubeチャンネルで配信された会見の冒頭で大島から花束を渡され、大野や高橋周らと記念撮影に収まり笑顔。「私福留孝介は今シーズン限りを持ちまして現役を引退することを決めました。24年間本当にありがとうございました」と晴れやかな表情であいさつした。
「寂しさもありますけど誰しもが必ず通る道だと思いますし、いずれ自分にもこの時が来るのは分かっていること。いよいよ来たなと」と心境を語った福留。家族へ報告した時の反応を聞かれると「うちの家族らしくみんな笑顔でお疲れさまと言ってくれた」と明かした。
福留は1998年ドラフト1位で日本生命から入団。2002年に首位打者、2006年には首位打者とMVPに輝くなど功績を残し、2008年からは海を渡った。5年間を過ごし、2013年に阪神へ移籍し、2021年に14年ぶりに古巣中日に復帰した。2006、2009年と2度のワールド・ベースボール・クラシック優勝にも貢献している。
今季は開幕スタメンを果たしたものの、22試合の出場で打率.043、0本塁打、3打点にとどまり、6月13日に出場登録を外れていた。球界最年長45歳、日米通算2450安打を誇るバットマンが24年間の現役生活に別れを告げる。
(Full-Count編集部)