「空飛ぶジャッジ、見た?」 2M長身強打者の豪快ダイブ捕球が話題に
ジャッジが華麗な美技でレッドソックス打線の勢いくじく
規格外のパワーで知られるヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が9日(日本時間10日)、華麗なダイビングキャッチで魅せた。球団公式ツイッターでは「空飛ぶジャッジ、見たことある?」という言葉を添えて、美技の動画を公開。ファンからは「何てキャッチだ」「MVP」と称賛の声が相次いだ。
先発マウンドに上がった田中が、この日2本目となるソロ弾をベニンテンディに許した直後だった。4-3と1点差に詰め寄られた5回2死走者なしの場面。打席に立ったJ.D.マルティネスは、田中が1ボール1ストライクから投じた3球目スプリットを捉え、打球を右中間へ飛ばした。ボールはそのまま右中間浅めに落ちるヒットになるかと思われたが、ここで飛び出したのがジャッジの美技だった。
猛然と走ってきたジャッジは、下降線を描く打球に向かってジャンプ一閃。201センチの長身とグラブを思い切り伸ばし、地面スレスレで打球を掴むとそのまま着地し、まるでスーパーマンのように両腕両足を上げたまま、芝生の上を数メートル滑った。
マウンドからこの様子を見ていた田中は、思わず頭の上で両手を組み、ホッとした様子を浮かべた。
このプレーにファンから称賛の声が集まったのは言うまでもない。
「本当にいいプレーだね」
「ジャッジはゴールドグラブ賞を欲しているかのようなプレーぶりだ」
「これまでにジャッジは右翼の守備で何度も好捕球を見せてきたのに、いまだに過小評価されている外野手なんだ!」
「何てキャッチだ」
「ヤンキースにはマチャドもハーパーも必要ないよ。この若い選手たちは素晴らしいんだから。キャシュマン、投手補強の為に節約していこう」
「彼は体がデカすぎて外野を守れないと言ったのは誰だ? 彼はファインプレーをするんだ」
「ジャッジが飛ぶ姿を気に入っているよ」
「MVP」
パワフルな打撃ばかり注目が集まるジャッジだが、走攻守3拍子揃った選手というのが、元々の触れ込みだった。その評価が間違っていないと示した美技。好調ヤンキースはこういったプレーで支えられているのかもしれない。