巨人・中田翔の「お金の取れる守備」 美しい動きを名手コーチ絶賛「捕球の形の手本」
巨人の公式YouTubeが秋季練習を公開、川相昌弘ファーム総監督が守備指導
来季から1軍総合コーチを務めることが決まった巨人の川相昌弘ファーム総監督が、秋季練習でチームの守備を鍛えている。巨人の公式YouTubeでは、中田翔内野手との特守の映像を公開。今季も幾度となく危機を救ったグラブ捌きに、「さすがやっぱり上手いね」「捕球の形の手本だな」と感心しきりだった。
中田は「フラットミット」と呼ばれる面が平らになっているグラブを手に、両膝を地面につけ、元木大介コーチが転がすゴロを捕球する反復練習を行った。これを見ていた川相コーチは、「さすがやっぱり上手いね。やっぱりやり慣れているね。あのグラブさばきは誰かに教わったの? 自分で?」と質問。中田は「はい」と返事をしている。
中田は今季109試合に出場し、24本塁打、打率.269、OPS.833と復活。打撃に注目が集まったが、守備でもチームを救う場面が多かった。いつもは厳しい川相コーチも「今年のファーストの捕球とかも含めて素晴らしかったね。あれを見て自分が理想としている捕球の形の手本だなと思った。ちゃんと前で捕って。ああやって捕らないとアウトにならない。引いてばかり捕っているとね」と大絶賛だった。
巨人の公式YouTubeには、ファンからも「お金の取れる守備」「全ての一塁手が学ぶべき生きた教材」「守備だけでも飯が食える」「動く美術館ですね」とのコメントが寄せられた。川相コーチにも「1軍に来てくれるのは嬉しいな」「びしばし鍛えてください」と期待の声が上がっている。