ジャッジの“62号記念球”は「6億円」の価値? キャッチした男性が売却の意向
代理人弁護士によると既に3億円のオファーがあるという
ヤンキースのアーロン・ジャッジ外野手が放ったア・リーグ新記録となる62号本塁打のボールをキャッチしたファンの代理人弁護士が、売却交渉について言及。既に200万ドル(約3億円)のオファーがある他、オークション会社からは300万ドル(約4億5100万円)をはるかに超える価格で売れると言われていることなどを明かした。米全国紙「USAトゥデイ」は「400万ドル(約6億200万円)の値がつくかもしれない」として伝えている。
記事によると、62号アーチをキャッチしたコーリー・ユーマンスさんの代理人を務めるディブ・バロン氏は「既に200万ドルを超えるオファーが1件ある」「大手のオークションハウスからはほとんど連絡が来ている」などと語る。マーク・マグワイアやサミー・ソーサのホームランボールを扱った会社からも問い合わせがあるという。
バロン氏は、62号はア・リーグ、そしてヤンキースの球団記録であることから高額な値段がつくはずと見積もる。あるオークション会社は「『300万ドルをはるかに超える値段で売れると予想している』と私に言った」とも述べている。ちなみに、マグワイアが1998年に記録した70号の記念球は当時300万ドルで売却されている。
バロン氏によると、ユーマンスさんはホームランボールを保持するのではなく、売却する意向。可能であれば、野球殿堂博物館にボールを提供できる人に売りたいという。果たして歴史的なボールはいくらで売れるだろうか。
(Full-Count編集部)