メッツ右腕の158キロ“シンカー”に驚愕 「意味わからない」「捕手の親指骨折寸前」
外角のストライクゾーンから右バッターボックスまで曲がった“魔球”
メッツのノア・シンダーガード投手が投じた“高速シンカー”が話題になっている。15日(日本時間16日)、本拠地のブルージェイズ戦に先発した右腕は5回5安打7奪三振2失点の好投を見せ3勝目を挙げた。MLB公式ツイッターはこの日、シンダーガードが見せた“魔球”に注目し動画付きでレポート。
158キロを計測し、尚且つ鋭く曲がり落ちていく魔球が生まれたのは2回1死一塁の場面だ。左打席に入ったブルージェイズの2番・ソラーテは1ボールから投じた2球目のシンカーを空振り。この1球は外角のストライクゾーンから右打席のバッターボックスまで大きく曲がり、スピードはなんと98マイル(約158キロ)を計測した。
MLB公式ツイッターは「ソーの投球が意味わからない」(ソーはシンダーガードの愛称)との言葉とともに、この“高速シンカー”の動画を紹介した。
158キロで打者から逃げるように大きく曲がった“魔球”にファンからは「この球をソーシーム・ファストボールとしてトレードマークにすればいい」、「フェアじゃない」、「右腕がどうやってこれを投げるの?」、「えげつない」、「どのくらいのスピンレートなんだろう」、「捕手の親指は骨折寸前」と驚愕の声が寄せられている。
シンダーガードは大量援護もあり5回を投げ切ったところでお役御免となった。ナ・リーグ東地区で4位に低迷するメッツだが、驚異の魔球を投げ3勝目を挙げたシンダーガードが孤軍奮闘の活躍を見せている。