FA目玉の1人が行使せず、28歳捕手も残留 西武一筋コーチが日本ハム移籍 4日の去就
ロッテは中村奨吾と田村龍弘がFA宣言をせずにチームに残留をすると発表
来季に向け、各球団では選手や首脳陣の顔ぶれが整いつつある。ロッテは4日、中村奨吾内野手と田村龍弘捕手がFA宣言をせずにチームに残留をすることになったと発表。日本ハムでは、佐藤友亮氏がファーム野手育成コーディネーター兼打撃コーチに就任した。
中村奨は昨季まで4年連続で全試合出場。今季は138試合に出場し、打率.257、12本塁打、68打点をマークし、主将としてチームを牽引した。2018年には全試合出場を果たした田村は、昨季は70試合出場にとどまり、今季もわずか2試合出場だった。両選手の決断に、吉井理人新監督は「ものすごく嬉しいです。2人とも頼りにしています」とのコメントを発表した。
佐藤氏は、2000年ドラフト4位で慶大から西武に入団。勝負強い打撃と内外野を守れる守備を売りに、2012年限りで引退するまで12年にわたって活躍した。その後は、西武の編成部育成アマチュア担当をへて、2016年からは1軍外野守備・走塁コーチ、2軍野手総合兼外野守備・走塁コーチを歴任していた。
(Full-Count編集部)