カラバイヨが切り拓いたBCリーグ外国人選手のNPB入り 功労者はラミレス

独立リーグからNPB入りする外国人選手、なぜ流れが加速?

 独立リーグからNPBへ入団する外国人選手の流れが止まらない。今月中旬にはネルソン・ペレス外野手がBCリーグ石川から阪神に加入し、19日に入団会見を行った。1年契約で推定年俸は1000万円。ドミニカ共和国出身の左打者はBCリーグ5月の月間MVPも獲得。第6の外国人選手と言われているが、活躍次第では来季以降、その「番手」が上がることも十分にある。

 ヤクルトにもBCリーグ新潟からミッチェル・デニング外野手が加入。約半年分の推定年俸は驚きの360万円プラス出来高。ロッテとの交流戦では満塁ホームランを放ち、勝利に貢献した。

 そして何といっても一番の「当たり」はオリックスの主砲フランシスコ・カラバイヨだろう。過去にオリックスでプレーをしていたことはあるが、BCリーグ群馬から2月に入団すると、推定年俸は1000万円と格安にもかかわらず、ここまでチームトップの11本塁打、32打点をマークしている。

 また22日には、同じく群馬からヨヘルミン・チャベス外野手のオリックス入団も発表された。ベネズエラ出身の右投右打のプレーヤー。カラバイヨに続く活躍が期待されている。

 このチャベスは群馬のシニアディレクターで、ヤクルト、巨人、横浜DeNAで活躍したラミちゃんこと、アレックス・ラミレス氏がスカウトした選手で、オリックスはラミレス氏の巡回アドバイザーの就任も発表した。

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