ヤ軍がジャッジに8年412億円オファー　争奪戦で更に上昇も…地元紙「跳ね上がるだろう」

米記者「ジャイアンツの動向次第ではオファーを上積みする」

　ヤンキースがFAのアーロン・ジャッジ外野手に8年3億ドル（約412億2600万円）付近のオファーを提示した。米スポーツ局「ESPN」のジェフ・パッサン記者が伝えた。さらに「ジャイアンツの動向次第ではオファーを上積みする」という。MLB公式は1日、このオファーは年平均に換算すると3750万ドル（約51億5300万円）で、マイク・トラウトの3550万ドル（約48億8500万円）を抜いて野手史上最高額となることを報じた。

　MLBネットワークのジョン・モロシ記者は、ウィンターミーティングが閉幕する12月7日（同8日）までに決断すると予想した。米データサイト「コッツ・ベースボールコントラクツ」による歴代契約ランキングでは、1位がマイク・トラウト（エンゼルス、2019年から）の12年総額4億2650万ドル（約586億900万円）、2位がムーキー・ベッツ（ドジャース、2021年から）の12年総額3億6500万ドル（約501億5800万円）、3位がフランシスコ・リンドーア（メッツ、2022年から）の10年総額3億4100万ドル（約468億6000万円）。ジャッジはどれだけの大型契約を結ぶのだろうか。

　またニューヨーク紙「ニューヨーク・ポスト」は早速、このオファーについて言及。某ア・リーグの球団幹部が「3億ドルのオファーという話が既に出ている。あのような活躍をした選手に対して予想できる金額だろう。そして、（ヤンキースとジャイアンツ以外の）3つ目の球団がオファーを提示しても私は驚かない。もしかしたら既にその球団がいるのかもしれないし、そうなれば金額も跳ね上がるだろう」と予想していた。

（Full-Count編集部）