昨季借金26なのに…弱小球団オーナーがパドレス批判で炎上 「最悪」「売却しろ」

ロッキーズのディック・モンフォートオーナー【写真:Getty Images】
ロッキーズのディック・モンフォートオーナー【写真:Getty Images】

ロッキーズのオーナーが同地区パドレスの補強策に「100%賛成しない」

 昨季ナ・リーグ西地区最下位に沈んだロッキーズのディック・モンフォートオーナーが“炎上騒ぎ”を起こしている。カナダメディア「ザ・スコア」によれば、今オフに積極補強を行った同地区のパドレスについて「私は100%賛成してはいない。どうなるか注目だ」と発言した。

 パドレスは2023年シーズンで、総年俸が3番目に高い2億5100万ドル(約326億円)になることが予想されている。「今オフに色々な球団が高額契約を結んだことで、ロッキーズにとってお金を使うプレッシャーが高まっているとモンフォートは考えている」と記事は説明する。

 モンフォート氏は「我々にプレッシャーがたくさんかかっている。パドレスだけではない、メッツもフィリーズもだ。彼らは3人、もしかしたら4人先発投手がいるが、その後に続くのは我々と似たようなもの。(パドレスは)大金を費やしてきた。そしてもし、ソトをチームに残したいなら大金を使わなければならない」とまくし立てた。

 昨季68勝94敗の借金26に沈んだロッキーズだが、補強は“最小限”にとどまっている。救援投手のピアース・ジョンソンと500万ドル(約6億4000万円)で契約。ブレント・スーター、コナー・シーボルト、ニック・ミアーズをマイナートレードやウェーバーで獲得したくらいで、記事も「ロッキーズは今のところ、非常に静かなオフを過ごしている」と指摘している。

「我々は(強いチーム相手に)戦えるチームだと思う」と自信を示したモンフォート氏。しかしファンからは「最悪のオーナー」「この男はただ黙ってくれていればいいのに」「言葉が見当たらない」「だったらチームを売却しろ」と批判が殺到していた。

(Full-Count編集部)

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