WBCドミニカ代表に相次ぐ災難　ゲレーロJr.辞退に続き…31億円男も不透明な状況

ドミニカのファンは「恐れている」WBCメンバーどうなる

　WBCドミニカ共和国代表に暗雲が漂ってきた。パドレスのフアン・ソト外野手が2月27日（日本時間28日）に行った打撃練習中に、ふくらはぎの張りを訴え、当日の試合を欠場した。パドレスのボブ・メルビン監督は「問題ない」と軽症を強調しているが、米地元紙「サンディエゴ・ユニオントリビューン」は大事を取って「週末の試合から外れる」と報じている。

　ドミニカメディア「Z101」のディレクターでMLBインサイダーのヘクター・ゴメス氏も「ソトがまたしてもパドレスの打線から外れる。原因は左ふくらはぎの違和感。WBCに出場できなくなったゲレーロJr.と同じことが起きるのではないかと、ドミニカのファンは恐れている」としている。

　ソトは3月1日と2日（同2日と3日）の試合には出場した。4日（同5日）にメルビン監督は「彼は問題ない。ライブBPを行うことになる。無理をさせないためにも、試合に出すことはしない。打撃の状態を見る限り（WBCでの）彼のプレーについて我々はかなりいい感触を持っている」とWBCに向けての調整を優先させる方針を示した。

　ソトのコンディションを知ったSNS上のファンは「ソト……嘘だよな……？」「ゲレーロだけじゃなくて、ソトまで消えると流石にラインナップが厳しい事になる」と心配な様子。すでにブラディミール・ゲレーロJr.内野手はWBC出場辞退が決定。ソトには万全の状態でWBCに臨んでほしいところだ。

（Full-Count編集部）