栗山監督、清々しいチェコに感銘「非常に礼儀正しい」 試合後には健闘称える拍手

チェコ戦後の会見に登壇した侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】
チェコ戦後の会見に登壇した侍ジャパン・栗山英樹監督【写真:荒川祐史】

試合後には侍Jに拍手「本当に野球が好きで、上手くなりたい思いは伝わってきた」

 野球日本代表「侍ジャパン」は11日、「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」でチェコ共和国代表に10-2で大勝し、3連勝で1次ラウンド突破に王手をかけた。試合後、栗山英樹監督は清々しいプレーが印象的だったチェコについて「野球を続ける大変な環境の中で、本当に野球が好きで、上手くなりたい思いは伝わってきました」と感銘を受けたと語った。

 格上の相手に対しても臆することなく、全力プレーを徹底。初出場ながら、チェコナインは堂々たるプレーを見せた。栗山監督は「非常に心地いいというか、礼儀正しいですし、忘れちゃいけないものを胸に刻んで戦わないといけないなと感じました」と心に刻んだ様子。試合後には、両チームが健闘を称える拍手を送り合う暖かい光景に包まれた。

 3試合で31得点と猛打爆発の侍ジャパンだが「本当に3試合とも国際大会の難しさというか、ジリジリしながらの試合だったので。勝ちきれましたけど、改めて難しさを感じる試合だったなと感じます」と勝って兜の緒を締める指揮官。東日本大震災から12年を迎えたこの日、先発して4回途中8奪三振1失点と好投した佐々木朗希投手(ロッテ)については「彼のいろんなことを感じながら、ボールを投げるより、思いを届けているように見えました」と語った。

(Full-Count編集部)

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