ベネズエラ躍進…ドミニカに続き前回準Vプエルトリコも撃破 “死の組”突破に前進
4番のぺレスは初回に先制適時打、2回には左中間へ3ラン
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)1次ラウンド・プールDは12日(日本時間13日)、ベネズエラ代表がプエルトリコ代表に9-6で勝利した。ベネズエラはドミニカ共和国に勝利した初戦に続き、2連勝を飾った。
初回にペレスの適時打とサンタンデールの3ランで一挙4点を取って試合の流れをつかむと、2回にもペレスの左中間3ランでリードを広げた。メジャー通算223本塁打&1274安打を誇り、2021年には大谷翔平(エンゼルス)との本塁打王争いを制したペレスは、5回までで4打数4安打5打点と大爆発で、6回の守備から退いた。
打線が持ち前の破壊力を存分に見せつけ12安打を放てば、投げては先発のロペスも4回2/3を2安打1失点と好投。6回に2番手のマチャドが4失点とつかまり、8回にも1点を奪われたが逃げ切り、悲願のWBC初優勝に向けて順調な滑り出しを見せた。
一方、2大会連続準優勝を誇るプエルトリコは、投手陣が崩れて屈辱の敗戦を喫した。DeNAのソトは「7番・一塁」で出場も3打数無安打と快音は響かず、9回に代打を送られた。
(Full-Count編集部)