チェコ監督、日本での日々に最敬礼「親切にしてくださった」　3年後の“再会”約束

豪州代表に敗れ、1次ラウンド敗退も

「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 1次ラウンド 東京プール」で大きな話題を呼んだのが、チェコ共和国代表だった。チェコ代表は13日の豪州代表との試合に3-8で敗れ、1次ラウンド敗退が決定。それでも、試合直後の会見場には笑顔があった。パベル・ハジム監督が日の丸の必勝鉢巻き姿で会見場に登場。開口一番、日本語で「ありがとう！」と感謝の言葉を伝えた。

　チェコ代表はWBC本大会初出場だった。1次ラウンド開催地の日本に対して「どれだけ親切にしてくださったかということへの、私の感謝の気持ちです。3年後にまた日本へ戻ってくることを夢見ています」と指揮官がチームを代表して謝辞を述べた。

　この日は5点を追う9回に1死満塁まで攻め立てたが、あと一歩届かなかった。ハジム監督は「本当に、負けたあと監督が気分が良いということはない。選手がみんな一生懸命にやりました。彼らのことを誇りに思っています。ヒットが8対8、6回までは互角に戦っていました、信じられないことです」と選手たちをたたえ、スッキリした表情を見せた。

（Full-Count編集部）