大谷翔平が「ユニホーム欲しい?」 チェコ代表が明かす“おねだり”の真相と奇跡
大谷翔平と三塁で会話「同じ背番号16で粋だよね」
“おねだり”がついに現実に……。14日に行われた「カーネクスト 2023 WORLD BASEBALL CLASSIC 準々決勝 東京プール」前の公式練習に、1次ラウンドで敗退したチェコ共和国代表のフィリップ・スモラ内野手が私服で登場。野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)からサインボールをもらい喜んだ。11日の日本-チェコ戦で、大谷にユニホームをねだったとSNSで話題になっていたスモラは、その真相を明かしていた。
場面は4回1死二塁、大谷が打球速度191キロの痛烈な適時二塁打を放ち、その後三盗を決めた場面だった。その後投手交代の時に、スモラが大谷のユニホームを指さし、会話をする場面がライブ映像で映っていた。SNSでは「大谷さんにユニホームおねだりしている」などと話題になっていたが、本人は「本当の話をしよう」と実際の会話を教えてくれた。
「周りは僕が彼にユニホームを欲しいとねだったと言っているようだけど、僕らは同じ背番号16で『粋だよね』と言ったんだ。彼はエンゼルスでは17番だけど、代表チームでは16番だから。それで『同じ背番号だね』と伝えたんです」
元々は背番号の話だった。しかし、大谷はスモラがユニホームをねだっていると勘違い。大谷の方から「僕のユニホームが欲しい?」と聞かれたという。スモラは「同じ背番号だと言いたかったんです」と返したが「ショウへイ・オオタニのサイン入りユニホームがもらえるならとっても粋だよね。彼はスーパースターだから」とジャージへのサインはねだっていた。
すると、奇跡は起きた。帰国を前に私服で侍ジャパンの練習を訪れたスモラらチェコ代表は、ユニホームやバット、サインボールなどをもらった。スモラも大谷に書いてもらったサインボールを片手に、笑顔を見せた。