感動の名場面…ディアス弟が負傷の兄に捧げる登場曲 ファン大熱狂も空回りで逆転許す
兄はドミニカ共和国戦で右足負傷
第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)準々決勝ラウンド」のプエルトリコ代表とメキシコ代表の試合が17日(日本時間18日)、米国ローンデポ・パークで行われた。プエルトリコ2点リードの7回に4番手でアレクシス・ディアス投手(レッズ)が登場。マウンドに上がる際は、兄のエドウィン・ディアス投手(メッツ)の“世界一有名な登場曲”ティミー・トランペットの「Narco」で登場した。
貫いた兄弟愛だった。15日(同16日)のドミニカ共和国戦で、兄のエドウィンが守護神として最終回を締めたが、歓喜の中で右足を負傷し、車椅子で退場するアクシデントが襲った。その様子を見た弟は号泣。この日は兄の思いも背負い、マウンドに上がったが1死も奪うことができず、無死満塁のピンチを迎えて降板。その後、逆転を許した。