大谷、左腕相手で先発外れるも…ソーシア監督「左腕相手にもいい打席がある」

エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】
エンゼルス・大谷翔平【写真:Getty Images】

左腕相手には今季打率.143、指揮官「今は投手の投球をよく学んでいるところ」

 エンゼルス大谷翔平投手は4日(日本時間5日)、本拠地ロイヤルズ戦で打者として4試合ぶりにスタメンを外れた。ロイヤルズ先発は左腕のダニー・ダフィー。大谷はここまで左腕相手には打率.143と苦しんでいるが、マイク・ソーシア監督は「(ジェフリー)マルテに(出場)機会を与えたかった」とスタメン選出の理由を明かした。

 大谷は今季、打者としては33試合出場で打率.283、6本塁打、20打点の成績。3日(同4日)の本拠地レンジャーズ戦は「5番・DH」でスタメン出場し、右腕フィスターからの一塁強襲ヒットで2試合ぶりの安打をマークしていた。一方で、左腕相手には28打数4安打の打率.143と苦しんでいる。

 ただ、ソーシア監督はこの日の試合前に「打っているので、マルテに機会を与えたかった」と説明。大谷については「今までは左投手に対してもすごくいい打席があった。今は(メジャーの)投手の投球をよく学んでいるし、それは彼だけじゃなくて、マイケル・ヘルモシージョも同じであって、彼が左投手相手に打つことは必ずある」とした上で「今は全てがプロセスの中であって、しっかりと球もどんどん見ることができるようになってくる」と話した。

 大谷は6日(同7日)のロイヤルズ戦で今季9度目の先発マウンドに上がる予定。この日は「フルゴリラ」と呼ばれる、ブルペンでの力を込めた投球練習も行った。

(盆子原浩二 / Koji Bonkobara)

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