ダルビッシュ、大谷翔平から「3年後も…」の誘い　世界一奪還は「最高の時間」

若手と積極交流で「みんなと友達みたいに仲良くなれた」

　野球日本代表「侍ジャパン」は、21日（日本時間22日）、第5回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）の決勝・米国戦に3-2で勝利し、3大会ぶりの世界一に輝いた。精神的支柱となったダルビッシュ有投手（パドレス）は、世界一奪還後に、大谷翔平投手（エンゼルス）から「3年後も……みたいなこと言われた」と笑って明かした。次回大会での出場には「考えてなかったですけど、選ばれるような選手でいたい」と力を込めた。

　この日は2点リードの8回に6番手として救援登板した。1死走者なしからシュワーバーにソロを被弾し「甘くなったスプリットを打たれた。悔しいですね」と唇をかんだ。ただ、「リリーフなので、同点に追い付かれないように。同点に追い付かれて（マウンドを）渡すのだけ嫌だった」それだけを考えてました」と1点リードで“守護神”大谷につないだ。

　メジャー組で唯一、宮崎春季キャンプからチーム本隊に合流。若手選手らと積極的にコミュニケーションを図った。「このチームはチームワークが最高だった。みんなと友達みたいに仲良くなれましたし、自分にとって最高の時間でした」。誇らしく、金メダルを持ち帰った。

（Full-Count編集部）