村上宗隆をWBC米国コーチが大絶賛「本当に気に入った」 MLB移籍なら「25、30発打てる」

侍ジャパンの一員として活躍したヤクルト・村上宗隆【写真:Getty Images】
侍ジャパンの一員として活躍したヤクルト・村上宗隆【写真:Getty Images】

WBC米国代表のイーベル三塁コーチ、村上は「練習を見て特別な選手だと」

 野球日本代表「侍ジャパン」の村上宗隆内野手(ヤクルト)について、WBC米国代表で三塁コーチを務めたディノ・イーベル氏(ドジャース三塁コーチ)が賛辞を贈った。「パワーがある。守備もいい。本当に彼のことを気に入ったんだ。際立っていたよ」と目を細めた。

 村上は準々決勝・イタリア戦まで打率.235と調子を上げられず。それでも、マイアミに舞台を移した準決勝・メキシコ戦で逆転サヨナラ2点二塁打を放つと、決勝・米国戦では1点を追う2回に右翼2階席へ特大の同点ソロ。インパクトのある仕事ぶりを見せた。

「三塁守備での立ち振る舞い、そして彼の打撃練習を見て、特別な選手だとわかる。日本チーム全体も気に入ったが、一番目立っていたのが彼だ。彼には特に注目していた。本当に気に入ったよ」

 昨季、史上最年少3冠王に輝いた村上は今季から3年契約。2025年シーズン後にポスティングシステムを利用したメジャー挑戦が容認されている。

「今でもメジャーでプレーできると思う。100%そう思う。25~30本は打てるだろう。間違いないね。スイングもいいしパワーもある」

 イーベル氏は2006年から2018年までエンゼルスでコーチを務め、2019年からドジャースで三塁コーチに。長年メジャーの第一線を見てきただけに、その言葉はリアルと感じさせられる。

(小谷真弥 / Masaya Kotani)

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