大谷翔平の「最高の1球」が称賛の嵐 クライマックスで演じた“世紀のドラマ”に米心酔

胴上げ投手となった侍ジャパン・大谷翔平【写真:ロイター】
胴上げ投手となった侍ジャパン・大谷翔平【写真:ロイター】

WBC決勝で大谷翔平vsトラウトのラストシーンが世界で話題に

 第5回ワールド・ベースボール・クラシック(WBC)の決勝戦、野球日本代表「侍ジャパン」の大谷翔平投手(エンゼルス)が、9回2死から米国代表のマイク・トラウト外野手を自慢のスライダーで空振りに仕留めるシーンが話題となっている。米メディア「CBSスポーツ」は「世界で最高の2人が対戦して、オオタニが奪った最後のアウトは、今年最も記憶に残る打席かもしれない」と称賛している。

 米国でスポーツデータを提供する「コーディファイ・ベースボール」は「WBC優勝を決めたスライダーは、17インチ(約43.2センチ)も横に変化した。これはホームベースと同じ大きさ(の変化だ)」とツイッターで投稿。大谷が投じたスライダーは、衝撃の曲がり幅を記録したと紹介した。

 さらにトラウトが1打席に3度、空振りをすることはMLB6174打席中、僅か24回しかない。これは0.38%の確率で、極めて珍しいと指摘している。この投球を野球専門の米データサイト「ファングラフス」のカイル・キシモト氏は「ピンポイントに外角隅に制球されたスライダーは、これ以上よくするのは不可能なほど完璧な球だった」と表現。“世紀の1球”は世界中を盛り上げた対決となった。

(Full-Count編集部)

RECOMMEND

KEYWORD

CATEGORY