球界の顔なのに…判定不満でバット放り投げ「最速の退場」 余計な“ひと言”を本人猛省
“球界の顔”のバット投げに「当然の退場だ」ファン擁護せず
■マーリンズ 7ー2 メッツ(日本時間10日・ニューヨーク)
マーリンズのジャズ・チザムJr.外野手が9日(日本時間10日)、敵地でのメッツ戦で受けた退場処分で非難を浴びている。審判に“腕組みポーズ”で文句をまくしたてるという態度にファンは「クレイジーだ」「芝居がかった行動」「最速の退場だ。笑ってしまう」「当然の退場だ」とコメント。当のチザムJr.も猛省している様子だ。
米メディア「トーキン・ベースボール」がこの様子を動画で公開している。7回フルカウントからの1球だった。外角球を見送ると球審はストライク判定。見逃し三振に納得のいかないチザムJr.は思わずバットを放り投げ、直後に腕組みポーズをとった。
フロリダ州の地元紙「マイアミ・ヘラルド」によれば、試合後のチザムJr.は「私はとても自分勝手だった。何も言わないで、立ち去ることもできた。でも、私は(球審に対して)面白おかしく言って、彼をイライラさせてしまった」「退場になったときに、振り返って『なぜだ? まあ、なんでもいいけど』と、言ってしまった」と“余計なひと言”を反省しているという。MLBの大人気ゲーム「MLB The Show 23」のカバーアスリート(表紙)を飾っている「球界の顔」でもあるだけに、冷静な判断が必要だったかもしれない。