吉田正尚は「全ての球を粉砕」 米絶賛の嵐…13戦連続安打「人間離れしている」
打ちまくりの吉田…3戦連続マルチで5連勝に貢献
■Rソックス 7ー3 ブルージェイズ(日本時間4日・ボストン)
レッドソックス・吉田正尚外野手のバットが止まらない。3日(日本時間4日)、本拠地で行われたブルージェイズ戦に「2番・左翼」で出場すると、2安打2打点で連続試合安打を13に伸ばした。打率も3割に到達し、米メディアからは連日称賛の声が上がっている。
この日は第3打席までは無安打も、6回の第4打席で投手強襲の適時打、7回の第5打席では直球を鋭く逆方向に弾き返して適時二塁打とした。マルチ安打は3試合連続となり、継続中の連続試合安打記録はレンジャーズのグロスマンを抜いてメジャー単独トップとなった。
4月18日(同19日)の試合終了時点で打率は.167だったが、約2週間で3割到達。レッドソックス専門ポッドキャスト番組「Name Redacted Podcast」で司会を務めるタイラー・ミリケン氏は「ヨシダは人間離れしている。この日2本目のヒットは、レフト線へのタイムリーツーベース。美しい打撃だ」と称賛した。
地元紙「ボストン・グローブ」のアレックス・スパイアー記者は「ヨシダは93マイル(約149.6キロ)の速球を、打球速度103マイル(約165.7キロ)でレフト線上に二塁打を放った。彼は全ての球を粉砕している」と絶好調の打席に目を丸くした。米メディア「FOX 13 Tampa Bay」のジェイミー・ガトリン氏も「マサタカ・ヨシダは投手を恐怖に陥れ続けている。またマルチヒットと打点を挙げた」とツイートした。
打率.303はア・リーグ11位で、チーム内ではベルドゥーゴ(.315)に次ぐ2位まで上がってきた。OPSは.906で、ブルージェイズのゲレーロJr.(.905)をわずかに上回るリーグ10位。9位は.918で大谷翔平(エンゼルス)となっている。
(Full-Count編集部)