大谷翔平、ルース超え507奪三振は「いいこと」 元相棒の被弾を反省「負けた要因」
バルデスとのエース対決「素晴らしい投手。ロースコアになると分かっていた」
■アストロズ 3ー1 エンゼルス(日本時間10日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は9日(日本時間10日)、本拠地・アストロズ戦で今季初黒星を喫した。「3番・投手」で投打同時出場し、7回7奪三振6安打3失点。フランバー・バルデスとのエース対決に敗れた。「テンポよく投げているなと思いました。素晴らしい投手なので、ロースコアになると分かっていましたし。そこで逆転されてしまったのが負けた要因かなと思います」と肩を落とした。
元相棒の一発に屈した。1点リードの5回1死からマイヤーズに四球を与え、2018年にバッテリーを組んでいたマルドナードに逆転2ランを被弾。さらにアルバレスの左前適時打で、この回だけで3失点した。この日はメジャー昇格したオーキーと初めてバッテリー。「信頼関係が一番だと思うので。今日より次の登板が良くなるようにコミュニケーションを取りたいなと思います」と振り返った。
登板中に右手を気にしていた仕草を見せていたが、「(爪が)元々ちょっと割れていた。(今後の影響は)おそらくないとは思う。普段のいつも通りの日程でいけるかなと思います」と話した。
2回1死、ペーニャから空振り三振を奪い、メジャー通算502奪三振をマーク。元祖二刀流ベーブ・ルースの通算奪三振数「501」を超える快挙となった。「奪三振自体は今日は多くなかったですけど、いいボールも悪いボールもはっきりしていたので。超えられたのはいいことですし、まだ今年が始まったばかりなので。毎登板毎登板、健康な状態で入れるようにしたいなと思います」と先を見据えていた。
(Full-Count編集部)