大谷翔平に被弾の右腕「これこそメジャー」 “初体験”に困惑「相手投手が打席に」
ロドリゲスはカーブを運ばれ「もう少し外角低めに投げるべきだった」
■エンゼルス 9ー5 オリオールズ(日本時間16日・ボルティモア)
エンゼルスの大谷翔平投手は15日(日本時間16日)、敵地で行われたオリオールズ戦で、7回4安打5失点と苦しみながら今季5勝目を挙げた。打っては決勝の9号3ラン。特大弾を浴びたグレイソン・ロドリゲス投手は「あれだけ色々なことができる彼には脱帽だ」と白旗を上げた。
大谷は4-4の4回1死一、二塁の第3打席でカーブを捉えた。打った瞬間に本塁打を確信した豪快な一発は打球速度114.6マイル(約184.4キロ)、飛距離456フィート(約139メートル)だった。ロドリゲスは「もう少し外角低めに投げるべきだった。真ん中に入りすぎた。彼は芯で捉えた」と悔やんだ。
23歳右腕は大谷との対戦を「初めての経験だった。対戦相手の投手が打席に入るなんて。普段と違うことは間違いない」と苦笑い。大谷に浴びた一発も効き、結局は4回途中8失点でKOとなった。それでも「ああいう相手と競い合える、これこそメジャーリーグだ。一番重要な場面で自分の球が決まらなかったのは残念だ」と次への糧とした。
(Full-Count編集部)