韓国で異例の“大谷翔平本”出版 成功までの過程に注目「大谷のように生きてみよう」
目標を叶えた“マンダラ”も紹介、WBC契機に注目度さらに上昇
韓国で異例の“大谷翔平本”が出版された。「大谷翔平のショータイム」というタイトルで、大谷がメジャーリーグでの成功に至った秘訣を紹介している。日本人の特定選手に絞った“分析本”の出版は異例で、3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)以降、韓国社会でも大谷への注目が高まっていることの表れだ。韓国メディア「イーデイリー」はこの本を「世界的にもっとも脚光を浴びるスポーツスター、大谷翔平の成功論を盛り込んだ」と紹介している。
これは日本の河出書房新社が出版している「好きと得意で夢をかなえる――大谷翔平から学ぶ成功メソッド」の訳書。記事は大谷が3月のワールド・ベースボール・クラシック(WBC)での大活躍で改めて注目を浴びたことを紹介した上で「“野球天才”というあだ名に隠れているが、実際の大谷は途方もない努力をする選手だ」と紹介している。
大谷が花巻東高時代から取り組む、目標達成のための“マンダラ”も紹介。「プロ野球からドラフト1位で指名されるという目標を立て、そのために時速160キロ、身体づくり、制球などの細部目標を充実させた」としている。
さらに記事は「大谷がメジャーリーガーという大きな夢をつかんだのは、自分が好きなものと特技を最大限に生かし、徹底的に鍛え上げたからだ。日常を無気力に、好きなもの1つなく過ごすのは時間の無駄だ。大谷のように生まれることはできなくても、大谷のように生きてみよう」と、読者に呼びかけている。
(Full-Count編集部)