鷹、投手陣が計12四死球で9失点 2日間で22四死球、交流戦前最後の試合で惨敗

ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】
ソフトバンク・藤本博史監督【写真:藤浦一都】

先発の藤井が2回までに3失点、終盤には津森と泉が四死球絡んで3失点

■ロッテ 9ー5 ソフトバンク(28日・PayPayドーム)

 ソフトバンクが投手陣の大荒れで交流戦前最後の試合を落とした。28日に本拠地PayPayドームで行われたロッテ戦。先発の藤井皓哉投手が初回に2点を失うと、終盤にリリーフ陣が立て続けに失点。前日の10四球に続き、この日は8四球4死球の計12四死球と四死球で苦しむ内容となった。

 初回、藤井は先頭の池田来翔内野手に中前安打を許すと、この日が誕生日だった中村奨吾内野手に先制2ランを被弾。2回には平沢大河内野手への死球、藤岡裕大内野手への四球で走者を背負うと、中村奨に今度は左前適時打を許した。

 7回には津森宥紀投手が連続四球からグレゴリー・ポランコ外野手に3ランを被弾。8回には泉圭輔投手が二塁打と2つの四球で満塁とされ、ポランコの2点適時二塁打、安田尚憲内野手と岡大海外野手への死球で押し出して計3失点。一気にリードを広げられた。

 打線は佐々木朗希投手の前に3回まで1人の走者も出せず。4回に中村晃外野手の内野安打、牧原大成内野手の右中間を破る適時三塁打、近藤健介外野手の左犠飛で2点を返したものの、その後はロッテ投手陣の前に反撃できず。9回に栗原陵矢外野手が3ランを放ったが、追いつくまでにはいたらなかった。

(Full-Count編集部)

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