故障続きの342億円男がキャリア終焉の危機… 米報道、嘆きの声続出「時代の終わり」

ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ【写真:ロイター】
ナショナルズのスティーブン・ストラスバーグ【写真:ロイター】

ストラスバーグは2019年に最多勝も最近4シーズンでわずか8先発

 2019年のナショナルズ世界一の立役者、スティーブン・ストラスバーグ投手がまったく運動ができない状態にある。相次ぐ故障に苦しんでいるが、米メディア「トーキン・ベースボール」は、米紙「ワシントン・ポスト」のナショナルズ番ジェシー・ドハティ記者の情報として「ナショナルズはスティーブン・ストラスバーグにいかなる運動もさせていない状態。そしてチームは、(ストラスバーグが現在の)神経損傷で、彼が2度と投げることができないことを恐れている」と伝えた。

 米最大の移籍情報サイト「トレード・ルーマーズ」によれば、4月下旬から全てのすべての運動を停止している状態。2月には球団が、胸郭出口症候群の回復が遅れているためメジャー復帰の時期は白紙だと明言していた。

 ストラスバーグは2019年に18勝を挙げて最多勝に輝き、ワールドシリーズでMVPを獲得。そのオフに7年2億4500万ドル(約342億9100万円)で再契約を結んだが、直近の4シーズンでわずか8先発にとどまり、防御率6.89と結果を残せなかった。

 また、ドハティ記者はさらに最悪なことに、ナショナルズがストラスバーグの大型契約に就業不能保険をかけていないことを報じた。これは、ナショナルズが投資に対して一切の回収ができない可能性が高いことを意味する。

 残りのキャリアが絶望的となる可能性となった状況に、ファンからは「時代の終わり」「野球ファンとして辛い」「彼ほどのの才能の持ち主を今まで見たことがない」「彼より見ていて楽しい選手はいなかった」「悲しいよ」「実績を残し、大型契約も手に入れた。引退するときが来た」と嘆きの声が上がった。

(Full-Count編集部)

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