大谷翔平、キング独走2戦連発27号先制ソロ 6月12本目で2位に5差…兜は水原通訳が被る
ベンチに戻ると水原一平通訳が兜を被った
■エンゼルス ー Wソックス(日本時間28日・アナハイム)
エンゼルスの大谷翔平投手は27日(日本時間28日)、本拠地・ホワイトソックス戦に「2番・投手」で投打同時出場した。初回の第1打席で2戦連発27号の先制ソロを放った。
リアル二刀流でアーチをかけた。右腕コペックの真ん中付近の95マイル(約152.9キロ)のフォーシームを捉えた。右翼席へ打球速度110.8マイル(約178.3キロ)、飛距離418フィート(約127.4メートル)、角度35度の豪快弾。打った瞬間大谷は本塁打を確信し、ベンチに戻ると水原一平通訳が兜を被った。
投打同時出場試合での本塁打「リアル二刀流弾」は今季4度目、通算9度目だ。本塁打争いでリーグ2位につけるルイス・ロバートJr.外野手の前で5本差に広げた。2戦連発でシーズン54発ペースとした。6月はこれで12本目。2021年6月に記録した月間自己最多13発にあと1本に迫った。
前回登板となった21日(同22日)の本拠地ドジャース戦は7回5安打1失点。12奪三振の力投も、打線の援護なく今季3敗目(6勝)を喫していた。豪快な一発でチームの勝利を導くことができるか。