想像絶する「1.8試合に1HR」 ボンズ、マグワイア…大谷翔平が突入した“偉人の領域”
シーズン中の50試合で28HR以上を放ったのは過去5人
エンゼルスの大谷翔平投手は今季ここまで39本塁打を放ち、本塁打王争いでトップを独走している。特に5月下旬からの量産はすさまじく、直近50試合で27本塁打をマーク。米スポーツ局「ESPN」のデータ部門「スタッツ&インフォ」は、公式ツイッターで「MLB史において、1シーズン中の50試合の期間で、これより多く本塁打を打った選手たちはたった5人」と偉人たちの領域に入ったことを伝えた。
挙げられたレジェンドは、762本塁打を誇るバリー・ボンズやマーク・マグワイア、サミー・ソーサら稀代のホームランバッターに加え、昨季アーロン・ジャッジに抜かれるまでア・リーグのシーズン本塁打記録を持っていたロジャー・マリスも。そして現ヤンキースのジャンカルロ・スタントンの5人となっている。
50試合で27本は、実に約1.85試合に1本のペース。驚異的な量産で、昨季62発を放ったジャッジすら、その領域に達した時期はなかったようだ。もし大谷が残り57試合で同じペースで打ち続ければ、30本上積みされることになり、69本塁打に……。あくまで単純計算で当然シーズン後半になれば疲れも蓄積してくるが、それだけ「50試合で27本塁打」というのは異次元の証しでもある。
この事実に、ファンも驚き。「驚異的だ」「そして彼は投手だ」「史上最高の選手である彼が登板するときは毎回全国放送にするために、MLBは方法を見つけるべきかもしれない」と続々と反応している。
(Full-Count編集部)