鷹の新戦力・ヘルナンデスが入団会見「優勝に貢献を」 モイネロ代役に三笠GMも期待
最速159キロでメジャー通算133Kの高い奪三振能力…逆転Vのピースに
ソフトバンクは8日、PayPayドームでダーウィンゾン・ヘルナンデス投手の入団会見を行った。「日本でプレーできることに感謝しています。チームの優勝に貢献できるように頑張りたいと思います」と力強く第一声を話した。メジャー通算では91試合に登板。オリオールズ傘下3Aからの入団で、3月に行われたワールド・ベースボール・クラシック(WBC)ではベネズエラ代表として参加していた。
26歳のヘルナンデスは、レッドソックス時代の2019年にメジャーデビュー。通算85回1/3を投げて133奪三振、73四球だった。2021年にはキャリア最多となる48試合登板で、2勝2敗12ホールドをマークするなど、高い三振奪取能力が最大の持ち味。ホークス入団の決め手を「小さい時から日本の文化に興味があった。すごくワクワクしています」と語る。左肘の手術を受けたリバン・モイネロ投手の穴を埋める役割が期待される。
背番号は「61」となった。会見に同席した三笠杉彦GMも「7月末までの補強期限という中で、モイネロ投手の離脱があった。投手陣がこの夏場、最後の終盤戦に向けてリリーフの強化をしたいというところ」と期待を込める。これで支配下は上限の70人に到達した。首位のオリックスとは8.5差。逆転優勝のためのワンピースが、ソフトバンクにやってきた。