3回パーフェクトの阪神・藤浪が球宴MVP 賞金300万円は「両親にあげます」
“大阪桐蔭対決”にも圧勝、「特に森さんを抑えられてよかった」
17日に東京ドームで行われた「マツダオールスター2015」第1戦はセ・リーグが8-6で勝利し、阪神の藤浪晋太郎投手がMVPの輝いた。
藤浪は2ビハインドの4回から登板。3回を投げ、打者9人をパーフェクトに抑える快投を見せた。4回に先頭の浅村(西武)、6回は森、中村(ともに西武)、中田(日本ハム)と、大阪桐蔭高の先輩&後輩も完璧に抑えた。
セが5回に同点に追いつき、6回には3点を奪って勝ち越したため、勝利投手に。MVPに選出され、試合後にはインタビューで「すごく光栄です」と話した。
プロ3年目の若き右腕は「ファンの方に一番に楽しんでもらえるようにと思ったんですけど、それがいい結果につながってよかったですね」と笑顔。見応えたっぷりだった“大阪桐蔭対決”については、バッテリーとして甲子園春夏連覇を達成した1学年後輩の森を天井直撃の一飛に打ち取ったとあって「特に森さんを抑えられてよかった思います」と話し、場内を盛り上げた。
MVPで賞金300万円をゲット。使い道については「両親にあげます」と話した孝行息子が、球宴を大いに盛り上げた。
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フルカウント編集部●文 text by Full-Count