「彼は違うものを持ってる」同僚右腕も羨む能力 藤浪晋太郎、新天地で増す“信頼”
先発したクレーマーも藤浪絶賛「好投する度に、自信がついていると思う」
■オリオールズ 4ー3 エンゼルス(日本時間6日・アナハイム)
オリオールズの藤浪晋太郎投手に、同僚の先発右腕も信頼を寄せている。5日(日本時間6日)に敵地で行われたエンゼルス戦で、5-4の延長10回に登板。無死二塁から始まるタイブレークを、わずか9球で3者凡退に封じ、2セーブ目を挙げた。先発したディーン・クレーマー投手も「(チームにとって)大きかった。好投する度に、自信がついていると思う」と賛辞を送った。
先頭のエスコバーを中飛に打ち取り、走者は三塁へ。しかしそこからキャベッジを速球で空振り三振。最後はシャヌエルをスプリットで空振り三振に仕留め、力強くグラブを叩いた。最速は100.3マイル(約161.4キロ)で、9球中7球がストライク。防御率は7.42となった。
先発したクレーマーは4回2/3を無失点も、藤浪ら8投手の継投で白星を掴んだ。藤浪の投球について聞かれると「大きかった。好投する度に、自信がついていると思う。チームにとっても同じことが言える」と回答。若いチームながら貯金36を積み重ね、ア・リーグ1位の勝率.630の快進撃を見せている。
また、藤浪の投球内容にも大きな信頼を寄せているようだ。「彼は(次元の)違うものを持っている。簡単に100マイル(約160.9キロ)を投げられる。スプリットも本当に素晴らしい」と絶賛。同僚も羨むポテンシャルをついに発揮し、若き同僚たちとともにオリオールズを世界一に導けるだろうか。
(Full-Count編集部)