近藤健介、惜しくも3冠王を逃す 意地の一発…HR&打点トップも打率「.004」及ばず

ソフトバンク・近藤健介【写真:矢口亨】
ソフトバンク・近藤健介【写真:矢口亨】

打点は1試合を残す楽天の浅村栄斗に9点差をつけてトップに立っている

■オリックス 4ー1 ソフトバンク(9日・京セラドーム)

 ソフトバンクの近藤健介外野手が、3冠王を逃した。9日に京セラドームで行われたレギュラーシーズン最終戦のオリックス戦に先発出場し、26号ソロを含む3打数1安打1打点。これにより、トップを走る打点の他、本塁打も1位タイになったが、打率はオリックスの頓宮裕真捕手に「.004」届かなかった。

 昨オフにFA権を行使し、日本ハムからソフトバンクへの移籍を決断。1年目から打線を牽引し、最終戦まで3冠王の可能性を残していたが叶わなかった。初めて143試合にフル出場し、打率.303、26本塁打、87打点の好成績。打率は暫定2位、本塁打は同1位タイ、打点は1試合を残す浅村に9点差をつけて1位だ。

 3冠王といえば昨季、ヤクルトの村上宗隆内野手が史上最年少で達成したのが記憶に新しい。しかし、過去8人(12回)しかマークされていない大記録だ。パ・リーグでの達成者は、2004年の松中信彦(ダイエー)までさかのぼる。近藤もしくは他の選手が達成できるのか、来季以降の楽しみにしたい。

【実際の映像】最終打席で意地の一発…本塁打トップに並んだ近藤の26号ソロ

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