守護神が突然引退&オーナー痛烈批判 チームを売れ!…112敗の悲惨さに“怒りの配信”
34歳トレバー・メイが突然の引退を発表
アスレチックスのトレバー・メイ投手が16日(日本時間17日)、配信サイト「Twitch」にて、現役引退を発表した。シーズン途中にオリオールズに移籍した藤浪晋太郎投手とともにブルペンを支えて守護神も務めた右腕は、今季112敗を記録したチームのオーナーに対し怒りをぶちまけている。
34歳のメイは今季、記録的な敗戦を繰り返すチームの中で奮闘し、49試合で4勝4敗、自己最多となる21セーブを挙げる活躍を見せた。突然の引退については、「やりたいことが1000個……100万個ある」と、次のプランについて言及した。さらには、「投球や野球について話すのも大好きだし、野球を教えるのも大好きだ。野球との関係はこれで終わりではないよ」とも続けた。
そして、話はアスレチックスのフィッシャー球団オーナーに向けられた。「アスレチックスの球団とそれに関わっている全ての人へ。みんなのことを愛しているよ。ある1人を除いては……」と切り出した。球団売却の噂が取り沙汰されている中、「野球のことを本当に大切に思って人たちがいるんだよ。そういう人たちに(オーナーを)やらせればいい」と痛烈に批判した。
球団に関わる多くの人の雇用にも影響が出るため、「何十年も働いてきた何百人、何千人もの人たちを失業させることになるのに、そんなこともちゃんと認識してないだろう。もっと良くなれよ。私たちが求めているのはそれだけだ」と語り、現体制での球団運営を憂いていた。
(Full-Count編集部)