源田vs紅林わずか1票差、近本は驚異の95.6% 激戦のセ二塁手…Gグラブ賞、記者投票の内訳

オリックス・紅林弘太郎、西武・源田壮亮、阪神・近本光司(左から)【写真:矢口亨、小林靖】
オリックス・紅林弘太郎、西武・源田壮亮、阪神・近本光司(左から)【写真:矢口亨、小林靖】

全体の最多得票は阪神・近本光司で287票

 10日に発表された「第52回三井ゴールデン・グラブ賞」。取材歴5年以上を持つ記者による投票で、両リーグ合わせて18人が選出された。最多は阪神の5人で巨人と広島は選出なし。ここでは記者投票の“詳細”を見てみる。

 満票(有効投票数)は、セ・リーグが「300」、パ・リーグが「264」。いずれも無効投票者はいなかった。過半数を獲得したのはセで4人、パで6人だった。

 部門別でみると、最も僅差だったのがパの遊撃手部門。受賞した西武・源田壮亮内野手は115票で、次点のオリックス・紅林弘太郎内野手とはわずか1票差だった。また、注目されたセ二塁手部門は、阪神・中野拓夢内野手が初受賞。10年連続で受賞していた広島・菊池涼介内野手とは3票差だった。さらに巨人・吉川尚輝内野手も70票で3位につけるなど激戦だった。

 対照的に外野手部門で受賞した阪神・近本光司外野手が287票とダントツ。得票率95.6%で圧倒的だった。パではメジャー移籍を目指すオリックス・山本由伸投手が232票、得票率87.8%でリーグ1位だった。

(Full-Count編集部)

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