大谷翔平の「3年間は素晴らしかった」 エ軍GMが称賛…MVPへ導いた“起用法改革”
ミナシアンGMが明かす舞台裏「プランを説明したら、彼は賛同してくれた」
エンゼルスのペリー・ミナシアンGMは19日(日本時間20日)、ア・リーグMVPに輝いた大谷翔平投手に賛辞を送った。MLBネットワークのラジオ番組「SiriusXM」に出演し、「この3年間は素晴らしかった。MVPは賞賛に値する」と話した。
大谷は今オフ、エンゼルスからFAになっている。ミナシアンGMはMVPの発表後、初めて公の場で口を開いた。「私がここに来て最も重要視したことの1つは、彼(大谷)の起用法を変えることだった。批判するつもりはないけど、前政権(エプラー前GM)はルールを設けていた。投げた翌日には出場しないとか。投げる前日には打たないとか」。MVPにつながった試行錯誤を振り返った。
「ネズ(バレロ代理人)といい関係を築くことができた。日本時代に慣れた(起用をする)ことがとても大事だと思った。制限をかけない、私のビジョンを彼に伝えた。(球界には)制限が多い。なので、スプリングトレーニングの初日に話し合ったんだ。プランを説明したら、彼は賛同してくれた」
最後には「でも、活躍は(大谷の)功績だ。彼がフィールドでプレーするからだ。何度も言うけど、この3年間は素晴らしかった。MVPは称賛に値する」と祝福。いかにもお別れのメッセージのような言葉だったが、エンゼルスとの再契約があるのかどうかにも、ファンからの注目が集まっている。
(Full-Count編集部)