阪神若手が大先輩に“失言” 前代未聞の態度にカチン…風呂場で「締め上げました」|球界群像 柏原純一#13
野球評論家の柏原純一氏【写真:山口真司】柏原純一氏は16年目の1986年、阪神へトレード移籍
野球評論家の柏原純一氏はプロ16年目の1986年シーズンから阪神でプレーした。日本ハムから金銭トレードでの移籍だった。初めて経験するセ・リーグ。しかも、前年の1985年に日本一になって大フィーバーを巻き起こした人気球団への加入だ。「何とか成績を残したい」と意気込んだ。プレッシャーは南海から日本ハムに移籍した時よりもあったそうだが、最初のキャンプでは思わずプチッとなる“まさかの出来事”にも遭遇したという。
柏原氏は1985年シーズン終了後、日本ハム・大沢啓二球団常務に呼ばれた。「トレード要員ということを言われました。今タイガースに話を持っていっていると聞きました」。その後、日本ハム・高田繁監督からは「今、そういうふうになっているけど、もしも成立しなかったら、残ってやってくれ」と言われ「わかりました」と答えたそうだ。その年は94試合で打率.216、5本塁打、18打点。人工芝によって右足付け根を痛めたこともあって不振にあえいだ。
1978年に南海から日本ハムに移籍する際は、恩師の野村克也氏が移籍するロッテに「一緒に行きたい」と希望してもめにもめたが、阪神移籍の際は、厳しい自身の状況も考え、覚悟していた。ずっと日本ハムの「顔」的存在として貢献してきたが「南海からの時とは違うから『お願いします』って感じでしたね」。その結果、金銭トレードでの移籍が決まったのだった。
阪神移籍1年目は打率.313、17本塁打…ハム最終年より成績を伸ばした
(山口真司 / Shinji Yamaguchi)
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