西武外崎の“アップルダイブ”! 勝ち越し防ぐ驚愕のファインプレー
同点の8回2死一、二塁で藤田のライナーをダイビングキャッチ
■西武 4-3 楽天(8日・楽天生命パーク)
西武の外崎修汰外野手が、チームの窮地を救うスーパープレーを見せた。8日、敵地楽天生命パークで行われた楽天戦。チームは延長11回の接戦の末に4-3で勝利したが、8回に外崎が勝負の行方を左右する驚愕のダイビングキャッチを決めていた。
外崎がビッグプレーを見せたのは、同点で迎えた8回だった。2死一、二塁、一打出れば勝ち越しの場面だった。ここまで好投していた先発の菊池が投じた108球目。途中出場の藤田が放った打球は、右前へのライナーとなった。
落ちれば、失点の危機。外崎は猛然と前進すると、決死のダイビング。打球がグラウンドへ落ちる寸前、懸命に伸ばしたグラブでボールを掴んでアウトにした。
延長10回には一時勝ち越しとなる11号ソロ本塁打も放った外崎。実家が青森でりんご園を営み、ここ最近は本塁打を打つと「アップルパンチ」と呼ばれており、この日の好守は言うならば“アップルダイブ”といったところか。勝負を決めたのは秋山の13号ソロだったが、外崎の攻守に渡る活躍が勝利を呼び込んだのは間違いないだろう。